雪上の畦道・・ガトーショコラかブラウニー、ザッハトルテにフォンダンショコラと続く道
積雪から一夜明け、雪や氷に対処を余儀なくされる現実に対し、
雪を純粋に喜べるのは童心湧くもののみが許される特権
先日は予定を早めた稽古へ
大窓を横目に雪粒が徐々に大きくなるのを気にするも、
課題を見れば「淡雪」と粋なタイミング
「淡雪」は春の季語
如実に変化する雪粒と作品を前にして
通常より多少浮ついた心持ちで書く学生にイメージを問えば、
「泡のようにはじける感じ、シュワっと溶けるソーダのよう!」
「なんとも言えない柔らかくてほんわかした甘い感じ・・」
雪国の老舗ではそのようにイメージされた菓子もあるとふと思う
今ははかない美まで届かずも健全な証
「泡雪」もまた少しニュアンスが異なる
どちらにしても、
「雪」の季語は多く、名曲は現在も尽きず文学的要素を持つ
そして時には冷酷なまでの静寂さで全てを覆う
漢字としての「雪」は、”滴にほうき”と穢れ無き世界
学生の冬課題は「雪」がテーマのオンパレード
「淡雪」「雪の名残」「富士の白雪」「冬の山里」等
実際の書道では先ずは型を捉えることを主体とする
毎年夏以降公募の波に切磋琢磨され
昨秋出品から当学生達は現時点で
県展は学校地区代表から中央審査・書初め公募展最上位賞や個人賞受賞者
大学展・競書展等全国公募展の上位表彰受賞者
市展学校代表の毛筆硬筆展示者達が
誌面掲載や美術館・学内展示・各会場展示となった
各自前年を超える良き成長を目指したい(後日掲載予定・専用pへ随時記載)
創ったであろう
☃が溶ける頃には忘れるだろう
はかなきことは
より良き創出のため