学生(小学生)の一人Tさんは、当初書写や硬筆は得意な方とは言えなかった。
それから二年弱、先日保護者との他愛ないお話の中で小学校先生より書写書道と向き合う姿勢がお手本のようだと伺う。
改めて書道の理想は
文字は美しくして己の器量を育むこと
教室でのTさんは学生ながら、いつも穏やかに謙虚に黙々とお稽古に臨む。
書道・硬筆共にまだまだこれから、しかし好きこそものの上手なれ。そのブレない努力にふとオーストラリアのアリ塚を思う。
書を当たり前に書けることに感謝し、
静なる努力が後に実を結ぶように
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オーストラリアはダーウィン・カカドゥ国立公園付近のアリ塚
アリ塚は数十年から数百年かけて製作するという高さは、人の背丈を優に越す。
日々の積み重ねが織り成した産物(現在最高気温は約34℃☀)