photo by Wes Hicks
いわゆる芸術の秋、10月以降は書道も一般・学生書道展、表彰式で活気に溢れる。
先日の全国展は、天候などお構いなしに晴れやかな空気に包まれる。
表彰式典に臨んだ学生達も、人生経験少なき中で良き刺激と貴重な経験の一つとなるだろう。
そこで忘れてはならないのが、
家族のみならず、多くの人々や物が関わって下さり今の状況があるということ。
そして同じく、いやそれ以上に修練したが至らなかった同志が存在していることも。
それこそ書道、後に理解し感謝することを心から願う。
首都圏も空気の冷たさに乗じて紅葉が美しく映える今日この頃。
先日は、情熱ほとばしる優秀な作品群と緊張感が解けた学生達のパワーに対比して、木の葉が慎ましくも暖かい彩りで場を和ませていた。
白い紙に漆黒の墨をたっぷり含んだ霜降り月の書には、もみじ葉の彩りを心に添えて