ある日のお稽古。
毛筆段目前の小学生のお弟子さんFさん、臨書の手が進まない。そのような日もあるだるろう。
自宅学習は勿論、むしろ幼児から今日までよくお稽古を続けてきている。
継続は力そのものである。
年齢を超越した問答は期待の証し。
しばらくして、日頃より理解を頂く保護者よりご連絡を頂く。本物に触れさせたいという思いを伺う。
そこに本人の作文と書道具の絵が味わい深く描かれる。
「・・書道をがんばりたい。」
筆跡に心意気がにじみ出る。
年齢問わず
前進するにはまず書くしかない。
教室でしか筆を持たないなら、ある時必ず成長は止まる。
今日の自分は、日々の行いの結果。
何事も研鑽する人に「道」が後からついてくる。
日々お弟子さんを育てさせて頂きながら、結果自身が成長させられている。
やる気あるお弟子さんを尚支援させて頂く。
3才も20才も100才も関係ないと感じている。
書にご縁を頂いたなら、尚伸ばしてほしい。
実際、書道の中央展に於いて90代の作品に、人生含め到底かなわない強さに吸い込まれている。
良い時もそうでない時も
書道と共に
書道を友に
(^^)/\(^^)