日本の秋から冬は、公募・展覧会を観覧するのにも打ってつけの季節である。
久々に日展で時間をかけ回廊したことも、栄養となる豊かで貴重な時間(共に行動する人は辟易するだろう(笑))
やはり基準点は書、師等の天空の作を仰ぐ。本年は師の受賞をはじめとし、以前紹介頂いた方の作品も初展示され、非常に感慨深いものがあった。
夏のワークショップで制作された、こども日展作品にふと目がいく。
この純真無垢な手には叶いそうもない。
多くは語らないが、高みある作品には、その芸に真摯に触れた事がある者に感じられる、一種独特の緊張感や空気・醍醐味を備えている。それを味わえれば幸せである。
書に於いては、王羲之(が書いたとされる)等をはじめとする今日に残る作品に対する憧れは何も変わらない。何にでも言えるが、本物は色褪せない。
初見者には敷居が高いと言われる日展も、会期中には小中学生のワークショップ🎪や、鑑賞・解説会等も催され、活気に溢れる。(前科共通観覧可)
今後も全国で巡回展は続く・・
もし、芸術や音楽・芸事など、感性にピタリと来るものがあれば、それを大事に育ててみては💫それは芸術の花になるかも。
(年末年始、それどころではない?)
制作の魂入る展覧会は麗しい❇️
日展 第五科 書・・会期中、書家・愛好者の方々で賑わう°✧˖°