以前、ある書のコラムで、
親戚の集いの際に、幼い孫の目の前に生活道具数種類を置いて好きな物を選択させる、という記事を読む。
その道具に書道筆も含まれ、頭の片隅に残っていた。
その後、アンテナ📡に引っ掛かったのが「タンカーユーエー」という沖縄の伝統行事。
ちなみに、
「タンカー」は、一歳の誕生日
「ユーエー」は、お祝いとのこと
既にご存知の方も多いと思うが、
知人に聞くと、元々親戚・友人で盛大に集まるのが好きな人々が多いこともあり、
1歳の誕生祝いも、結婚式のようなイベントと化す家もあるという。
タンカーユーエーでは、
満1歳の誕生日🎂のお祝い時に、数種の道具お盆に置き、その中の好きな品を子供に選ばせる。
その選んだ道具から、子の将来を占うそうだ。
例)
そろばんや電卓は、商売上手へ
本📚は、学問系の職業(学者等)
赤飯🍚は、食に困らない
ハサミ✂️は、お裁縫が得意になる
お金は、言わずもがな
ちなみに「書道筆」の未来はというと、お役人とのこと。
が、かつての中国の書の達人には優秀な役人もいた。
こちらの行事、伝統は守りつつも、
文具・農具・機械・親の職業・男女等含め、多少アレンジが可能らしい。
今後は道具もより変化していくだろうか😄
スマートフォンや楽器・将棋や囲碁・茶華道・多様なスポーツ用品・料理道具・工具etc!(◎_◎;)
本は、学術からマンガ、英字新聞も?
ハサミも、医療・美容にとどまらず。
やはり当初の基本は、「幸せに全うな人生を」という願いなのだろう。
くれぐれも、好みの方へ誘き寄せませんように😁
先日からの読売展は盛況。
真摯に向き合う書作品と触れ合える、非常に有意義な機会。
外国のお客様も目を見開いて感嘆された。
そちらは、後日改めて😌