
先日は仕事の関係で、東京国立博物館(トーハク)へ。
そういえば、通常展示もしばらく観れていない。その日、少しは観て帰ろうと、常設展の近代美術コーナーを覘いてみたその入り口で観てしまった。(出会った)
自身のみならず誰もが足を止め、目(心)を奪われるその絵は、日本画「焔(ほのお)」(1918・上村松園・筆)

松園は、気品溢れる女性を描くことが多い女流日本画家の大家。こちらの絵画は、「源氏物語」に登場する、かの高貴な女性「六条御息所」の生霊がモデル。御息所には、念が多分に含まれる。この絵について既にご存知の方は多い。
ちょうど100年前、彼女は何を思いこの絵を描いたかも慮る。
描き方一つにも目を奪われるべきだろうが、多くは語らず。
美と恐怖の関係性がまた面白い。
紫式部も想定外の仕上がりに驚いていることだろう。
興味がある方は、
2018.6.18まで 本館18室にて
・・くれぐれもご自身の何か!?が蠢き(うごめき)ませんように(笑)
ブラックバージョン(泣く子も黙る)
さて、これより気分一新・・°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
