straight line
生徒さんの書かれる書には、それぞれに個性がある。
初心者の方の線は、素直で羨ましいほど新鮮であり、子供のそれは最たるものである。
そして、ある生徒さんの書かれた線は、希にみるまっすぐで純粋な線。
それは、潔さを表す。
「私は、こういう者です。これから宜しくお願い致します!」と自身にそのまま訴えかけ、好感持てる、筋が通った線を表した。線は、まるでDNAのようだ。
まっすぐな美しさ、最近失いかけているらしい。
その線にこれから少し色や???を乗せて・・・
今後きっと変わられていくが、良い部分はなるべく生かして差し上げたい。
字を見れば性格が分かるようだ💁🔮、と冗談半分で言うと、「占師のようですね😱」と驚かれていた。
(普段は意識したことはない)
しかし、書いた書に気持ちは乗るのは否めない(意先筆後等、理論上の観点は割愛😅)
昔から、やる気がある・なし・病んでる字など全て、先生・師等から、我が作の不甲斐なさなど全てお見通しのことは言うに及ばずである。
書の字にも病というものがある。
筆の線質は、人間の身体・骨格のようにも例えられる。
日頃から生き方・生き様・美意識を含めて大事にしたい。
時に、一般(大人)の書について。
・・怪しい占師にはどうぞお気をつけください😊